昭和４年につくられた興風会館は、皆様により快適で安全に利用していただく為に、耐震工事や大ホールの座席改修工事など何回かの大きな工事を行ってきましたが、地上４階地下１階の建物の中にこれまでエレベーターが設置されておらず、ご高齢の方や車椅子をお使いになっている方などに大変ご不便をおかけしておりました。

この「エレベーター設置」というのは、長い間の本開館の懸案事項でありましたが、いよいよ来年５月の完成を目指し、工事が始まりました。

設置場所は　↓　こちらです。

１階の一番奥、職員休憩室の南側と２階ステージ上を繋ぐルートで設置いたします。

これにより、大ホールの出演者についてはこれまでの急な階段を使って上り下りする必要がなくなり、また、２階ステージから客席におりる車椅子用のリフトも設置するため、車椅子での大ホール利用も可能となります。加えて、１階エレベーター乗り場奥に、障がい者用のトイレも設置する予定です。

今日から始まった工事は・・

「墨出し」という作業で、これは、作業する壁や床、天井などに作業をするために必要な水平位置や中心位置を表示するための「墨」をつけることなのだそうです。

今日の作業はこれだけ。本格的なエレベーター設置作業は、来年３月はじめからとなっています。

作業が終了する五月末までの間は、大きな騒音や振動が予想され、作業を行う平日昼間の興風会館のご利用はできなくなってしまいます。皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。